このサイトの上に並んでいるメニューは、いま6つです。少し前まで11個ありました。作っている最中は1つずつ足しているので気づきません。あるとき通しで見て、これは多いな、と思いました。
足すのは一瞬、減らすのは判断
項目を足すのは簡単です。新しいページを作るたびに1行書き足すだけで、そのときは正しい判断に見えます。11個になったのも、11回の正しい判断の結果でした。
減らすとなると話が変わります。どれも自分では必要だと思って作ったページなので、単純に消すという選択が取れません。「消す」ではなく「まとめる」しかない、というところから始まりました。
結局、6つあったサービスのページを「サービス」という1つのまとまりにして、押すと中身が出る形にしました。表に出るのは、サービス・つくったもの・実績・読みもの・私について・相談ボタンの6つです。仕事の並びと、それ以外の案内、という2つに分けた形になっています。
細かいところで、思ったより手が止まった
開いて閉じるだけのものですが、細部で迷いました。閉じる操作をどこまで用意するか、キーボードだけで操作する人が迷子にならないか、スマホではどう見せるか。
特に、文字を打っている最中に閉じてしまわないようにする、という配慮が要りました。日本語を打っていると変換の途中でキーが押されるので、素直に作ると「変換の取り消し」と「メニューを閉じる」がぶつかります。検索窓のあるサイトだと、ここを雑にやると入力中に画面が動いて相当うっとうしくなります。
スマホでは開閉をやめて、見出しをつけて最初から全部見せる形にしました。狭いところで開閉させると、押す場所が増えるだけで良いことがありません。スマホで開いて確かめてもらうと分かると思います。
減った数より、迷わなくなったかどうか
作業としては地味で、機能は1つも増えていません。それでも、通しで見たときの印象はかなり変わりました。
こういう作業は「何を足したか」で説明できないので、報告しづらいところがあります。でも、来た人が迷わずに目的の場所へ行けるかどうかは、たぶん機能を1つ足すより効きます。
ホームページの整理をご相談いただいたときも、まず全部を一覧にして眺めるところから始めます。作った本人が一番、多さに慣れてしまっているからです。